松戸アンチエイジングエステサロン!!完全個室タッチセラピーmom ~熱中症 <1>~
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2020/08/13
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<概要>
熱中症とは、暑い環境や体温が下がりにくい環境で起こる、体の異常のことをいいます。かつては、夏の暑さや炎天下で具合が悪くなったり倒れたりする状態は、日射病などと呼ばれていました。また、医学的には、以前は重症度に応じて熱疲労、熱けいれん、熱射病などと呼ばれていました。
しかし、2017年現在では、必ずしも熱が加わる灼熱しゃくねつのような状況でなくても発症する恐れがあることから、熱中症と一括りにして呼ばれるようになりました。
熱中症は炎天下での運動などで発症しやすいことが知られていますが、高齢者の方が熱帯夜にエアコンを使用せずに寝ているうちに発症することもあります。
<原因>
熱中症の原因は、体温が上昇して体温調節機能のバランスが崩れ、体内に熱が溜まってしまうことです。体温が上昇した場合、人の体は適度な体温を維持するために、汗をかいたり皮膚温度を上昇させたりして熱を体外へと放出します。この機能が損なわれることで熱中症が生じます。
熱中症になる要因には、環境要因・身体要因・行動要因の3つがあります。
環境要因:気温が高い、湿度が高い、日差しに当たっている、風通しが悪い、など
身体要因:子ども、高齢者、脱水状態、など
行動要因:炎天下で活動する、水分や休憩がとれない、日陰などで休まない、など
<症状>
熱中症の症状には、以下のようなものがあります。
めまいや立ちくらみ、顔のほてり
筋肉痛や筋肉のけいれん、足がつる
倦怠感けんたいかんや吐き気、頭が重い、頭痛(体がぐったりし、力が入りにくい状態)
汗のかき方がおかしい(何度拭いても汗が出る、もしくはまったく汗が出ない状態)
体温が高く皮膚が赤く乾いている
呼びかけに反応しない、おかしな返答をする
まっすぐ歩けない
自分で動けない、水分補給ができない
など
特に、呼びかけに反応しないなど意識障害がみられる場合には重症である可能性も高いため、速やかな治療が必要となります。